1.天生の森を訪ねて
天生の四季
書き下ろし楽曲「飛騨天生の四季」
動画「天生の森を訪ねて」に流れている楽曲をお聞きいただけます。
演奏
金木博幸(東京フィルハーモニー交響楽団 首席チェロ奏者)
札幌生まれ。1979年、桐朋学園高校音楽科卒業。日本音楽コンクール第2位入賞。東京国際音楽コンクール第1位入賞。斎藤秀雄賞受賞。上原与四郎氏、青木十良氏に師事。1981年、渡独。北西ドイツ音楽大学首席卒業。シュトゥットガルト国際チェロコンクールで1・2位なしの第3位入賞。スイス南部ルガーノ放送響メンバーとしての活動の他、ヨーロッパ各地でリサイタルを行い、オーケストラとも協演した。1991年に帰国し、東京フィルハーモニー交響楽団首席チェリストに就任。オーケストラプレーヤーとしての活動に加えて、各地でのリサイタルやオーケストラとの協演、ソリスト、室内楽奏者としても多彩な活動を展開し、高い評価を受けている。夏には長年、飛騨市河合町でコンサートを開催している。
相馬邦子(作曲家・ピアニスト)
東京都出身。4歳よりピアノ、8歳より作曲を始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科卒業。大学在学中より他音大生とオーケストラを組み、演奏/編曲活動を開始。卒業後はコロムビアレコード、ビクターレコード、カメラータトウキョウなどで編曲/作曲を担当。また、ヤマハ音楽振興会にてピアニストの西村由紀江のアレンジャーを2年間担当。1998年渡欧。2014年11月、ドイツ/デュッセルドルフ市 ロベルト・シューマン・ザールにおいて、委託作品「オーケストラと混声合唱の為に“懐~Kai~”」初演。2015年帰国後、チェリスト吉川真未とのユニットKOSMOSのメンバーとして演奏活動を新たに開始。現在はKOSMOSの演奏活動の他、新日フィルのアンサンブル編曲、室内楽、混声合唱団などの作曲/編曲活動を主としており、「風に乗って」「雨上がりの日差しの中で」「祈り~Hoffnung」など作品多数。作曲を入野禮子、故・末吉保雄氏、ピアノを辻井雅子、故・森安耀子氏、伴奏法を加納五郎氏に師事。OTOの会会員。CD; 「KOSMOS 風に乗って」、「西村由紀江 SUPER BEST」、「名古屋木実 日本の愛唱歌」、「日比啓子 花によせて」、「木星合奏団 鳥たちの詩・海の詩」など、多数。
録音
長江和哉(名古屋芸術大学 准教授)
1996年名古屋芸術大学音楽学部声楽科卒業後、録音スタジオ勤務、番組制作会社勤務等を経て、2000年に録音制作会社を設立。2006年より名古屋芸術大学音楽学部音楽文化創造学科 専任講師、2014年より准教授。2012年4月から1年間、名古屋芸術大学海外研究員としてドイツ・ベルリンに滞在し、1949年からドイツの音楽大学で始まったトーンマイスターと呼ばれる、レコーディングプロデューサーとバランスエンジニアの両方の能力を持ったスペシャリストを養成する教育について調査し、現地のトーンマイスターとも交流を持ちながら様々な録音に参加しクラシック音楽の録音手法を研究した。2018年ベルリン芸術大学トーンマイスターコース、トースタン・ヴァイゲルト氏とともに、オーケストラ楽器録音におけるマイクアレンジ比較音源の制作を行い、楽器の放射特性を音として比較試聴できるWebページを制作し公開した。
2.止利仏師伝説ゆかりの地
月刊 SARUBOBO 現地取材
3.止利仏師伝説紙芝居
語り:田口理子